コース概要
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背景・概要
外科系医師でなくとも救急外来等で外科系疾患の初期診療を担当することは多い。各専門科への紹介前に適切な初期診療を行うことで予後を改善することができたり、適切な紹介のタイミングを知ることで円滑な診療を行うことができる。しかしながら、これらの知識を系統立って学ぶ機会は少ない。
そこで、眼科・耳鼻科・整形外科・皮膚科領域の疾患の中から、救急外来での遭遇頻度が高いものと、見逃したり初期診療を誤ると問題となる可能性が高いものをピックアップし、「明日から使える!」をテーマに、minimal&essentialな初期診療の方法をまとめた。
主な対象と目的
・眼科・耳鼻科・整形外科・皮膚科領域の救急疾患を学び始める人の土台作り
・全科当直などでの対応力の向上を目指す人の速習
・眼科・耳鼻科・整形外科・皮膚科領域の診療から遠ざかっていた人の知識のブラッシュアップ
目標
このコースでは講義とシミュレーションを通じて、以下の2点について学習あるいは再認識することを目標としている。
1.緊急度を適切に把握し、専門科への相談の必要性やタイミングを判断できる。
2.簡単な処置ののち自宅での経過観察が可能な軽症例のマネージメントを地域・組織の現状に合わせて行うことができる。
コース内容
0)トリアージ
1)眼表面異物
2)鼻出血
3)外耳道異物
4)軽度熱傷
5)動物咬傷
6)手をついた
7)足をひねった
<受講者の感想>
実際の受講後アンケートから抜粋
・参加者A
・参加者B
・参加者C